もく洗いについて
日本の気候は高温多湿なため、ヨーロッパなどと比較しても木材の劣化が早いといわれています。古くなってきた木材に塗料を塗ってリフォームすることもできますが、それでは木材本来の美しさがなくなってしまいます。また、新しい木材に取り替えるとしても簡単なことではありません。そのような場合に、選ばれるのがプロの業者による「もく洗い」です。
もく洗いとは
長年浴びてきた紫外線経験をリセットし、木部独特の染み込んだ汚れを取り除く工程を木洗いといいます。特殊な洗浄剤を使って木材をキレイに洗浄し、新築のときのような木本来の美しさを蘇らせます。汚れに応じて薬品を使い分け、それぞれの汚れを丁寧に取り除きます。
※もく洗いは、木洗い、あく洗い、灰汁洗い、水洗い、木部洗いともよばれています。
こんなときは「もく洗い」を
・薬品による白木のやけ、しみが気になるとき
・木材に染み付いた手あか、雨染み、鉄さびが気になるとき
・紫外線による日焼け、カビが気になるとき
【基本的なもく洗いの作業工程】
(1)頑固な汚れを浮かし出す
最も頑固な汚れを、薬品を使って取り除きます。この工程は非常に重要で、後々汚れが残らないように必要に応じて繰り返し行います。
(2)紫外線経験をリセットするしみ抜き
汚れを取り除いた後は、長年浴び続けた紫外線によってできた「しみ」と「しみの素」を取り除きます。専用の薬品を使用して、化学反応を起こすことで消していきます。
(3)日焼けとカビを落とす
汚れと紫外線によるシミを取った後は、薬品を変えて「日焼け」の漂白を行います。
(4)薬品をキレイに拭き取る
木材についている薬品を濡れた雑巾でキレイに拭き取ります。研磨剤を使って黒ずみを取り除いたら、もく洗いは終了です。
滋賀のトータルクリーンサポートのアマーレでは、もく洗いなどの特殊清掃にも対応しております。スーパー銭湯洗浄、鏡麟取り、外壁洗浄、高所掃除、コーティング作業などの特殊清掃でしたら、ぜひアマーレにご依頼ください。